2008年10月アーカイブ
今年もかながわクラブは県リーグ1部で激しい戦いをし、何とか1部残留することができました。 その2008年度神奈川県社会人リーグ1部でのかながわクラブの戦いを振り返ってみたいと思います。
今年のかながわクラブの総得点は7点、自動降格する東海FCWings、大船FCについで低い総得点でした。 その内訳は堀内選手、佐藤選手、堀田選手が各2点、萩生田選手が1点です。 得点力不足は否めませんが、得点するチャンスはかなりあったはずです。 決定力不足で済ませば簡単ですが、技術的にシュートをゴールの枠に打つボールコントロール、確実にシュートを打つための体力、シュートを打てるところにいる状況判断、最後の一人をかわせるかどうかの突破力、それらが不足していたものと思われます。 今年のベストゴールは、六浦戦の堀内選手でしょう。 ゴール前まで来るプロセス(堀田選手の動きなど)もさることながら、相手DFを見事にかわして、狙いすましてゴール右はしに決めたゴールは今でも印象に残っています。
逆に総失点は15点、これは他の上位チームに匹敵する失点の少なさでした。 ちなみに、昨年の総得点は23点、総失点は25点、つまり今年のかながわクラブは守り抜いて勝ち点をあげてきたと言えるでしょう。 特に今年の勝ったゲーム4試合とも1-0での勝利でした。
ちなみに、今年のリーグ戦の全試合フル出場は2佐藤選手と27眞弓選手の2人だけでした。 選手の入れ替わりもあって、スタメンだけを見てみると、開幕戦のスタメンで最終戦のスタメンに名を連ねていたのは6名だけです。 レッドカードはもちろん、イエローを積み重ねての出場停止があれば、フル出場はできません。 守備的な2人が全試合に出場できたことは、賞賛に値すると思います。
今年も依然としてかながわクラブは1部残留を決めることができず、最終戦に持ち越されています。 現段階での状況をご説明いたします。
現段階では12チーム中11位12位の東海FCWingsとFC大船の2部降格が決定していますが、入れ替え戦(自動降格の可能性もあり)出場の10位になる可能性が残っているのは、8位のかながわクラブ(勝ち点13)、9位さがみ大沢FC(勝ち点11)、10位平塚SC(勝ち点10)です。 昨日10位平塚SCが9位さがみ大沢FCに勝ったため、残留争いは最終戦に持ち越されました。
かながわクラブは順位が8位のため、勝つか引き分ければ1部残留が決定します。 もし、敗れた場合最終節で9位のさがみ大沢FCがFC ASAHI(現在7位)に勝利した場合、さがみ大沢FCはかながわクラブの勝ち点を上回り、また、10位の平塚SCが横浜GSFCコブラに勝利した場合、平塚SCはかながわクラブと勝ち点で並び得失点差争いになります。 かながわクラブとの得失点差は現在3ありますが、かながわクラブが敗れて平塚SCが勝利するということは、その時点で最低でも得失点差は2縮まることになり、それ以上の点差なら、総得点で平塚SCがかながわクラブより上位に来ることになります。
長くなりましたが、要するにかながわクラブは最終戦に勝てばよいのです。 選手全員が落ち着いて試合をやれば、今のかながわクラブはどんなチームにも負けません。 自分たちを信じて最終戦に臨みましょう。
県リーグ最終戦のお知らせです。
10月12日(日) 平塚馬入公園人工芝にて今季県リーグの最終戦が行われます。 キックオフは17時、対戦相手は東海FCWingsです。 今期の東海FCWingsは調子が上がらず、すでに2部降格が決定していますが、負けた試合を見ても強豪チーム相手に僅差で負けている試合が多く、また、前節FC大船戦では今季初勝利をあげています。
かながわクラブとしてはまだ1部残留争いが続く中、絶対負けられない試合です。 昨年も土壇場で強さを発揮した集中力、自分たちのサッカーを信じて最終戦に臨みたいと思います。
皆様の応援お待ちしております。 なお、馬入公園は駐車場が狭いため、公共交通機関でのご来場にご協力ください。
本日寒川中学校グラウンドにてフットワーククラブとの練習試合(35分×3)を行い、0-5(0-0、0-1、0-4)で敗れました。
試合開始と同時に雨が降り出して悪コンディションの中、かながわクラブは前節の県リーグの反省の元、中盤の選手の動き方に注意しながら試合を行いました。 ある程度中盤の選手の役割がはっきりしていたためか、前節の県リーグよりボールの受け渡しは良くなったと思います。 特にサイドの選手の動きが良くなり、真ん中のスペースにもよく顔を出すようになり、中盤でのパスの選択肢が増えたと思います。 あとは選手同士の距離、まわりの選手のコーチング、攻撃のバリエーションなどなど課題はありますが、自分たちのやることがさらに明確になってきたのではないでしょうか。
3本目の4失点は集中力がなくなったためです。 そういうときに自分を立て直せるのは自分だけです。 昨年の終盤の集中力を思い出して、最終節の東海Wings戦に臨みたいと思います。